ほうれい線対策
2023年4月4日
ほうれい線を目立たなくする若返り法
年々目立ってくるほうれい線のシワ。女性は出産経験などホルモンバランスの乱れからくる衰え。
目の周りやほうれい線は非常に「老い」を感じさせるところです。
老化とともに次第に深くなっていくほうれい線。
みなさんは、間違った表情筋トレーニングなど行っていませんか?
良かれと思ってしていたことがシワを深くする原因に。
今回は気になるほうれい線と対策についてお伝えしていきます。
■ほうれい線ができる原因
ほうれい線は、老若男女問わず、指紋と同じように生まれつきあるものです。
皮下脂肪や筋肉のたるみから起こるのがエイジングしたほうれい線。
頭や顔には大小様々な筋肉があり原因となる筋肉は、頭の筋肉の『側頭筋』頬の部分にある『上唇鼻翼挙筋』『小頬骨筋』『大頬骨筋』口周りにある『口輪筋』
表情を作るときに働く『表情筋』や食べ物を食べる時に働く『咀嚼筋』などがあります。加齢による変化から重力により、垂れ下がってくる皮膚と皮下脂肪を、頬にある筋肉(大頬骨筋、小頬骨筋)と、口元の筋肉(口輪筋)で支えることによって、ほうれい線がどんどん深くなっていきます。
そして紫外線を長年浴び続けるとコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を産生する線維芽細胞の機能低下や損傷から、肌の弾力やハリがなくなり、ほうれい線が目立つようになります。
ほうれい線に効くと有名な【表情筋トレーニング】ですが、表情筋は鍛えすぎると深くなる原因となり逆効果になってしまいます。
過度なトレーニングやマッサージは控えた方が良いですね。
簡単なセルフケアでほうれい線を目立たなくする若返り方法をご紹介します。
■ほうれい線対策!若返りマッサージ
まずは片方からしていきます。
【1.側頭部の皮膚を動かす】
こめかみから斜め後ろ方向に向かい側頭筋を5本指で皮膚を集めるようなイメージで動かしていきます。
ほぐれてきたら親指と人差し指の2本で摘まむように繰り返し動かす。
鏡を見ながらリフトアップする方向に向けて行ってみましょう。
最初に皮膚を動かすことで筋肉へのアプローチになります。
【2.頬の筋肉を摘まんで動かす】
指先で頬骨ラインに沿って内側から外側にかけて摘まむ位置を変えながら動かす。
デリケートな部分なのであまり力を入れすぎないように注意しましょう。
【3.側頭筋を緩める】
手を軽くグーにして、第一関節と第二関節の間で側頭筋をグリグリと、リフトアップする方向に向かって緩めていきます。
緩める反対側の側頭部を反対側の手で支えて行っていきましょう。
痛みを多く感じると筋肉が緊張してしまうので力の加減を調整して気持ち良いくらいを目安に押し込んでいきます。
【4.親指で大頬骨筋と小頬骨筋を緩める】
小鼻の横から頬骨ラインにかけて親指で10秒間ずつ順番に押し込むように緩める。
摩擦しないように行っていきましょう。
【5.人差し指で上唇鼻翼挙筋を緩める】
目頭と鼻筋の間から口角にかけてのラインを人差し指で左右に動かしながら少しずつ下に移動しておろしていきます。
反対側も最初から同様に行ってください。
頭、頬、口元の筋肉を緩めることでほうれん線対策に繋がります。
過度なマッサージなどは摩擦を伴いますので注意して下さいね。
乾燥も、シワの溝やほうれい線が目立つ原因となるので保湿ケアを行い、摩擦、乾燥、紫外線対策、この3つを忘れずに毎日継続して頑固なほうれい線を対策していきましょう!