美しい肌を作り出す美肌菌
2023年3月14日
美肌菌で肌が美しく保つ効果とは?
近頃スキンケアには様々な成分があり、どんなケアが自分に合うのか迷ってしまいますよね。肌に足りないものを補う選択になりがち。
今回は成分ではなく私たちの肌に常在する「菌」に着目し、美しい肌を作り出す鍵となる美肌菌についてお伝えします。
■美肌菌とは?
皮膚にはたくさんの数百億個の常在菌が生息しその種類は20種類と言われています。
美肌菌と呼ばれている菌は皮膚に存在する「表皮ブドウ球菌(善玉菌)」美しい肌を作り出す働きをする菌です。
美肌菌の働きは
・うるおいを作ってくれる
・肌バリア機能強化
・外界の刺激から皮膚を守ってくれる
美肌菌で改善される肌トラブルは
・ニキビ
・肌荒れ
・乾燥
などがあります。
菌は肉眼では見えないのでご自身の肌が美肌菌が多い状態であることを確認することが難しいですが、肌状態で例えると美肌菌の多い肌は赤みがなく水分量が多い、美肌菌の少ない肌は敏感肌、肌トラブルがある状態です。
肌が乾燥している状態の方は、美肌菌が生息できない状態ですので肌トラブルを起こしてしまっているのではないでしょうか?
是非ご自身で確認してみましょう。
■美肌菌を育むスキンケア方法
美肌菌を増やす日々のポイントを知っていき今日から育菌スキンケアを始めてみましょう。
【長風呂を避ける】
必要以上に皮脂を落としてしまうため熱いお湯で浴びず、湯船に入る際はぬるま湯に設定しましょう。
【洗いすぎない】
入浴同様に熱いお湯で洗いすぎないことがポイントです。
洗顔などをするときは石鹸で何度も洗わず摩擦にきおつけて優しく洗い流しましょう。
【運動をして汗をかく】
美肌菌は皮脂や汗をエサとするため運動をおこなうと良いです。
【善玉菌を増やす食事を摂る】
発酵食品や食物繊維を食事にとりいれる。
以前のコラムで腸活についてお伝えしております。腸内環境を整えることは美肌菌を増やすための繋がりが多いので、そちらも参考にしてみて下さいね。
今回は美しさの見方である「美肌菌」についてお伝えしました。
菌と聞けばアクネ菌や悪玉菌のように増えすぎるとお肌にとって良くない菌もありますが良い菌もあるとゆうことを知っていただけましたでしょうか。
常に皮膚にある常在菌と上手に付き合うことで、肌トラブル改善や体に嬉しい状態に導いてくれます。今日から育菌ライフを始めてみましょう。